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富士ステークス 2017 出走予定馬:ペルシアンナイト、ゲートと折り合い難という2重苦をマイルで克服できるか…

日程:2017 10/21(土)
第20回 富士ステークス(GIII) 東京芝1600m
予想用・出走予定馬一覧
富士ステークス2017の予想用ラップデータ

 皐月賞で2着しつつも菊花賞には向かわず、マイルチャンピオンシップの前哨戦である富士ステークスに出走予定なのがペルシアンナイトだ。アーリントンカップでは圧巻のパフォーマンスを見せマイル適性はすでに証明済み。古馬相手にどこまでやれるかだが、ハービンジャー産駒の勢いを府中まで波及したい。


 今はサトノアラジンが示している通りでマイル路線のレベルがかなり高いと思っている。なので古馬の一線級相手にいきなり通用するか?までは疑問の方が大きい。もちろんここでどこまでやれるか楽しみな馬だけど、総合的に見るとまだちょっと足りないかなとみている…さてどうか。


アーリントンC(GIII) 1着 12頭6枠8番
阪神芝外1600m良 1:34.1 47.2-46.9 M
12.3 - 11.0 - 12.0 - 11.9 - 11.9 - 11.4 - 11.3 - 12.3

 マイル戦なのでまずはアーリントンカップからみておきたい。阪神マイルでペースは平均、雨の影響で少し時計が掛かっている中で基礎スピードとそこからのL2最速戦。とはいえL3の地点でも速いラップでTS持続の方が強く問われた形。そこまでトップスピードの質は問われていない。


 8番枠からやや出負け、そこから押して押してという形だがなかなか追走できずに後方に下がる。道中も中団の集団からは距離を置いて進めて後方から3角。3角ではまだ後方の中目で仕掛けを待つ形、4角でじわっと促しながら中団の外に取り付いて直線に入ってくる。序盤で中団外から伸びてきて一気に先頭に立って2馬身ほど差を広げてしまう。L1の坂の上りでもレッドアンシェルを寄せ付けず、むしろ少し離したか?という内容で3馬身差の完勝だった。


 強かったのは確かで、同日の1000万下丹波特別が1:35.0、スローだったということを差し引いても後半要素ですら上回っているのでまず1000万下をこの段階で超えてきていたといえる。GIで好走したというのもある程度納得できるパフォーマンスだった。ただし、敢えて言えばやはり時計が掛かっていた状況下で平均ペースとはいえせいぜい47-47のペースだった。仮に高速馬場になってきて古馬トップレベルが相手だと平均では46-46ぐらいとなる。これに質的に対応できるかどうかがポイントで、後半はトップスピードの質でもL2の地点でグンと来ていたし通用すると思うが、前半はもっさりしていてここはトップレベルのマイル戦では不安があるかなと。


皐月賞(GI) 2着 18頭4枠7番
中山芝内2000m良 1:57.8(+クビ差) 59.0-58.8 M
12.1 - 10.8 - 12.2 - 11.7 - 12.2 - 12.4 - 11.9 - 11.4 - 11.4 - 11.7

 2走前の皐月賞では上手く立ち回った面はあるがそれでも超高速馬場の流れでしっかりと脚を引き出してきた。ペースは平均だが中盤は12.4とそこそこ緩んでいる全体のハロン平均が11.78なので結構偏差はある。L3最速で4角地点で速いラップを踏んでいる。


 7番枠から五分には出たかなという程度、二の足もいまいちで無理せず最初は中盤からの競馬。中盤の中弛みの段階で空いていた内のスペースを押し上げるミルコらしいリカバーで3角。3~4角でも好位の内内でロスなく立ち回り、アルアインとの接触がありながらも2列目まで押し上げて直線。序盤で内のスペースからするっと伸びて先頭列、L1でアルアインとの叩き合いの末最後は2着に甘んじた。


 内容的には厳しい流れの中で結果を出してきたんだが、敢えて言うならやはり2000で中弛みでリカバーした、という面がある。それとトップスピード戦ではなく中間的な脚を使う形になっている。L3の最速地点でアルアインよりロスが無かったのは良い展開だったと思うのだが、それでもL1ではアルアインに差し込まれているようにポテンシャルではアルアインに分があった。また前半の課題は2000に延ばしても劇的に解消したとはいいがたい。


日本ダービー(GI) 7着 18頭6枠11番
東京芝2400m良 2:27.4(+0.5) 63.2-59.1 S^4
13.0 - 11.2 - 12.9 - 12.8 - 13.3 - 12.5 - 12.1 - 12.6 - 12.7 - 11.5 - 10.9 - 11.4

 ダービーの場合は色々なポジションの変動があった中でこの馬も動いていって甘くなったので判断が難しいが、あくまで個人的見解で。ペースは4秒で超スロー、ラップ推移も3~4角で再度緩んでそこから直線でギアチェンジを問われる究極レベルの上がり勝負。


 11番枠からやや出負けしてそこから折り合い重視の中団外目。2角過ぎでもブレーキブレーキで我慢している中で頭も上げてという中で、外からレイデオロがいったのでその後ろを取って押し上げるという形を選択。ただし3角で前がブレーキしたときに力んで走っていて直線で追い出すが反応がいまいち。L2の段階ではあっさりスワーヴリチャードに交わされてしまい、L1も甘くなった。


 福永コラムなんかではルメールの技術が凄いって感じの解釈だけど、こちらの解釈としては技術というより考え方だと思っている。そもそもあの時点のレイデオロは前向きにポジションをとりに行ける馬ではない、そんななかパトロールを見てもルメールの意識は恐らく2角過ぎの段階で緩めば行こうと思った進路どりだった。要は動くタイミングがあればいく、という意識で最初から向こう正面に入っている。しかも動くタイミングが減速して13秒台に入っているところ。一方こちらは終始前に壁を置いて折り合いばかり意識してブレーキしながら2角過ぎでは頭も上げていた。既に馬の気性的にコントロールが利かない状況。そこでレイデオロが上がって行ってから、つまりある程度全体のペースが上がっているところで気持に任せて動けば当然スイッチも入るだろうし、3角手前ではまた減速している中で再度こちらもそれに合わせて減速となるとリズムも悪くなる。その辺りの影響もあったと思う。ポジションを上げたこと自体は問題ないと思っているが、ルメールと戸崎では明らかにルメールの方が動くタイミング、そこまでの持って行き方が上手かったとみている。後は馬個体の気性面の差もあるが。それと、単純にトップスピードの持続力で足りなかった可能性もある。アルアインとの比較で見れば皐月賞で完璧に立ち回っても最後は甘かった。まあ途中でレイデオロが行ってペースが上がってから行かせたり、かと思えばコーナーでまた減速したりという非常にリズムの悪い競馬になった中でギアチェンジが問われる直線勝負に適性的に対応できなかったという見方もできるし、ダービーに関してはなかなか判断が難しいというのが正直なところだ。


2017富士ステークスに向けての展望

 まあ、正直イスラとエアスピネルが総合力が高いうえに、ハイペースでも脚を使えるエア、グランシルク、TS持続がえげつないブラックムーンと結構色の濃い馬が多く出ているわけで、その中に入ると素材はともかく色々と不安が多い。まずゲートが甘い。このレベルまで来ると最序盤で良い位置を取るのは簡単ではないと思う。それと折り合い面も簡単ではない。ミルコなのでその辺りのバランスを上手く取って出負けしても馬の気持を活かしながらポジションをリカバーしてくれそう。その辺は良いが、エアスピネルはタイプ的に近いものの二の足が速く前半45秒台の競馬にも楽に対応できてしまうレベル。この馬の場合はやはりマイルと言っても世代限定でしかも47秒前半の流れで後方という形位なっていたことを考えると、個人的には前半でエアスピネルとは差があるかなと。後半に関しても少なくともクラシック戦線ではL1が甘くなっていた印象は否めないし、皐月賞はかなり上手くミルコがリカバーした。府中のマイルでとなるとそこまで神がかり的に前半の弱さをリカバーすることは難しいだろう。現時点では面白い馬も多々いるし、切る可能性もあるかな。現実的には3着ヒモ穴で狙えれば。内枠を引いて出負けをリカバーできるレベルならいいが…という感じ。アーリントンCは強かったと思っているんだけどあのバランスでしぶとく抜け出せたという感じだと個人的にはワンターンの1800…チャレンジカップなんかが一番合っている気がするんだけどね。今回は相手が非常に手ごわいので人気どころとしてはやはり信頼しづらい方になる。


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