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七夕賞 2017 レース回顧・結果:ゼーヴィント、ハイペースの流れでしっかりと脚を引き出し切って突き抜けた!

事前に報告しておりました通り、今週日曜のツイキャス回顧ライブは所用につき休ませていただきます。予めご了承ください。

2017 七夕賞(GIII) 福島芝2000m良
レース回顧・結果

1:58.2 58.0-60.2 H^2
12.0 - 10.5 - 11.4 - 12.2 - 11.9 - 12.0 - 11.6 - 11.8 - 11.9 - 12.9

 間に合った…プロキオンSとは逆にこっちは展開が真逆になってしまったかという感じはある。ただマイネルフロストだけはちょっとよくわからん。状態が良いのかなというのは。まあフロストの項目で書きたい。ペースは2.2でかなりのハイペース、ラップ推移的には中盤もそこまで大きく落としていないのだがL4最速でポテンシャル戦。基礎スピードを非常に高いレベルで問われての後半ポテンシャル勝負で消耗しきっている。だから流れ切った方がいいゼーヴィントが楽に勝ったのは納得なんだけど、フロストがね…。時計的には思っていたよりは遅いので、結果的にレベルが微妙だった可能性はあるんだけどね。


1着ゼーヴィント


 8番枠からやや出負けして後方からの競馬となってしまうが、そこからスタンド前の段階で中団には取り付いて入っていく。道中も淡々とした流れの中で中団で進めているが終始手が動いていて手ごたえは良くないまま3角。3角でマイネルフロストが動いたという中でこちらも外から動いていくが反応はイマイチで鞭が入る。4角でヴォージュの外から2列目に取り付いて直線。序盤で手応えの割にしっかりと伸びてきて2番手に抜け出す。L1で落ちてきたフロストをしっかりと拾っての完勝だった。


 この馬はやっぱこういう競馬が合っているよね。厳しい流れの中でポテンシャルを削がずに最後まで伸びてくる。フロストが早めに仕掛けたのはあるが福島は緩やかな3角の地点で勢いに乗せてというのが嵌りやすい舞台でもあるし、こちらはそれでもL1のバテ差しの強烈さが武器だしこれをしっかりと引き出して捕えきったのは立派かな。ただ、走破時計はそんなに威張れない。同日の牝馬限定500万下のコパノマリーンが1:58.8なので、これだけ流れれば57秒台には入ってほしかった感覚で、そう考えるとちょっと物足りない面はある。レースレベルも含めてこれから長いスパンで冷静に判断したいところかな。まあこの面子の中で流れ切って出し切れればこの馬、ってのは妥当だと思う。


2着マイネルフロスト


 11番枠からまずまずのスタート、そこから出していこうとするが中目の2頭が早いので無理はせず、最序盤は少し離れた好位列で我慢。2角過ぎで前が少しだけ息を入れたというところで外からじわっと2列目外から進出、向こう正面で一気に動いて3角でマルターズを交わす。そのまま4角では最内に入り込んで2馬身は保って直線。序盤でそこからジリジリとゼーヴィントに詰められる、L1では伸びを欠いてゼーヴィントに交わされるも2着は確保した。


 ん~状態面の良さと福島のトリッキーなところかなあ。福島民報杯を勝った時もそうだけどL4が3角地点、この緩やかなコーナーの地点で一気に仕掛けて粘り込むってのが噛み合っている感じはある。本質的にはトップスピード戦向きだとは思うんだけど、この馬の場合はコーナーで脚を使っていくのがそこまで苦にならないのか、ちょっとわからないところが多い。後は近走の好走からも単純に良い頃に戻っているのか。後はソールインパクトでも3着に来てしまうぐらいレースレベル的に低かったのか。色々な要素が噛み合っているとは思うけど、この馬も福島民報杯勝ちは強かったからね…。ただあの時はスローだったし今回はハイペースでやれて来ているからなあ。う~ん、難しいけどレースレベルに恵まれたのとこの馬の状態面が良い頃に戻ってきたと考えるのが良さそうな気はするね。


3着ソールインパクト


 12番枠から五分には出てそこから無理なく中団ぐらいは意識できる出脚。それでも無理せず最終的には後方列の外。向こう正面で外に持ち出して3角。3~4角でも外々から押し上げて捲りながらゼーヴィントを目標にしつつ直線。序盤で3列目からジリジリと伸びてくる。L1でもジリジリと伸びてきて3着確保。


 まあ、端的に言えばソールインパクトでも3着に来れてしまったというところだと思う。この馬も総合力は悪くないけど決定的な武器が1000万下でも少し足りないぐらいなので全体のペースが上がったことで他の馬が甘くなってもこの馬があの位置で我慢していれば自分の脚は使える。3~4角で分散しトップスピードも要求されなかったので上手くバランスを取って入れたのが好走要因かな。ただもちろんだけど、このクラスでバテ差せるほどのポテンシャルもないしこの馬の走破は1:58.5で時計的にも平凡ではある。今後も流れた中で良さが出ることはあるけど、準OPで勝負になるかどうかは展開次第だろう。トップスピード戦でもある程度やれるけど質、持続力ともに上のクラスでは簡単ではないから2400前後に戻すなら前目に行って進めるべきかな。


4着スズカデヴィアス


 2番枠から出負けして最後方からの競馬、ノリのポツンが発動する。向こう正面で取り付きたいところだが大きく緩まないのでそこで脚を使って3角。3~4角でも大外を回して中団列に取り付きながら直線。序盤でそこから伸びたいところで伸び切れず、L1までなだれ込むも4着完敗だった。


 本当に良い脚は一瞬で鋭く使うタイプなので押し上げるので脚を使う形になると難しい。ノリとしてはどこかで息が入る展開を想定していたか、単純に出負けしたので諦めてポツンしたのかはわからんが、いずれにせよ噛み合ってない競馬・展開にはなっていると思う。まあそれでも4着に来ているのでオーバーペースにならなかったのが相対的に見て大きかったかな。この馬自身はロスの多い競馬にはなっているし、恐らく削がれているけど他がそれ以上にしんどかったという感じ。


5着フェルメッツァ


 3番枠からまずまずのスタート、そこから押して押して先行集団に取り付こうとするが結構外が速いので諦めて好位列の内内で進めていく。そこから結局中団で進めていく形で向う正面で手が動いておっつけながら3角。3~4角でも中団の最内を突いて進めていくが前が壁の状況、外に誘導しつつ内のスペースが開いたのでそこを突いて直線。ただそこからの伸びはイマイチでなだれ込むだけに終わっての5着完敗だった。


 ちょっと不満が残る競馬になったかな。流れは結構良かったと思うし騎乗も進路どりもあれで正解だったと思う。それでも伸びが無かったのが何故かというところ。自分の時計は走っているともいえるがもうちょっとやれると思っていたので恵まれてこれだとちょっと不満かな。ただ、追い切りはイマイチだったと思うので間隔が開いて状態面が上がってきてなかった可能性もある。このメンツならここまで噛み合えばもうちょっとやれていいはずの馬だと思ってはいるので。


9着ヴォージュ


 6番枠からまずまずのスタートだが二の足が遅くかなり激しく追われて少し離れた2列目につける。向こう正面でも2列目で進めていたが3角手前でマイネルに前に入られてそこから追いだされるがイマイチ反応できない。そのまま4角で鞭が入って抵抗するもゼーヴィントにも並ばれて2列目で直線。序盤でゼーヴィントに競り負け後は失速した。


 多分オーバーペースの負け方。この馬の位置では多分59秒前後かなというところだが、府中Sでも自身ではスローバランスで入っているからね。ある程度のペースまでなら対応できるかと思ったけど、ちょっと厳しい流れに無理して入り過ぎた感じかな。出し切る競馬自体は合っているけど前半がゆったりから仕掛けの早い展開が良いのかな。


11着マルターズアポジー


 11番枠からまずまずのスタート、二の足良く鼻を主張したいところだが内からフェイマスエンドが相当に抵抗するので行き切るまでに時間がかかりペースをコントロールはできず、ハイペースで進めていく。道中も単騎には持ち込み切れず、3角手前でマイネルフロストにさっさと交わされて終戦、後は沈んだ。


 ハイペース自体は小倉大賞典でも2秒のハイバランスで刻み切っているんだけど、この感じだと2000mでハイペースというのはちょっと厳しかったのかもしれない。それと、やはりここに出るかどうかで悩んでいたレベルで+8kgに微妙に間隔が開いていたというのも状態面で問題があったという可能性もある。いずれにせよ自分の競馬に持ち込むまでに楽ではなかったというのはあるし、仕掛けどころも早かったので苦しくなったのはある程度仕方ない面もある。



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