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帝王賞 2017 出走予定馬:ゴールドドリーム、東京マイルでは強いが…1周コースの中距離路線ではパフォーマンスを落としているだけに…

2017 6/28(水)
第40回 帝王賞(JpnI) 大井ダ外2000m
出走予定馬・枠順
帝王賞2017の枠順確定

 今年のフェブラリーステークスを制してダートマイル王に君臨したゴールドドリームが帝王賞に出走予定だ。この馬もドバイワールドカップに果敢に参戦したが惨敗、力尽きてそこから立て直しての初戦となる。もちろん検疫明けの不安もあるが、2000mという距離に対応できるのかどうか。ジャパンダートダービーで完敗を喫した舞台の大井2000で真価を問う。


 まあ、見ていてもやっぱりマイルがベストだろうなという感じ。1400への対応はできると思うけど、2000は長い気がする。基本的に基礎スピードを高いレベルで問われた方がいいと思うし、あんまり小器用にギアの上げ下げが問われる競馬は合わない印象かな。枠の並び的にはやりやすい方だと思うし、ここで結果を出せないと距離的には難しい。


フェブラリーS(GI) 1着 16頭2枠3番
東京ダ1600m良 1:35.1 46.2-48.9 H^3
12.1 - 10.5 - 11.4 - 12.2 - 12.8 - 11.8 - 12.0 - 12.3

 まずは2走前のフェブラリーS勝ちを見ておきたい。ペースバランスは2.7で超ハイ、ラップ推移的にみると12.8と中弛みが生じていて全体のペースと時計を考えると減速度合いはきつい。ただL3最速で仕掛けどころは早かった。もちろん高いレベルで基礎スピードを問われたといえる。


 3番枠からやや出負け、そこからじわっと出していって中団の中目で様子を見ながら入っていく。3~4角で前が減速する流れ、ここで外から前を向いてミルコらしく中弛みで取り付いて一気に好位列まで取り付く。序盤でその勢いをもってまず2列目から抜け出してきてL2で先頭列に並びかける。最後は内から伸びてきたベストウォーリアを捻じ伏せての勝利だった。


 ここからも厳しい流れの中で中団で進めて、中弛みで取り付いて前を向いて直線に入るという理想的な競馬ができていたし、L3最速で出し切ることができた結果良さが出たというのもある。時計勝負にはなり切っていない中でしっかりと展開を味方につけて勝ち切ってきたし、相手関係を見てもこの勝ち方は立派だったかな。


チャンピオンズカップ(GI) 12着 15頭7枠12番
中京ダ1800m良 1:51.4(1.3) 48.8-49.5 M
12.7 - 10.7 - 12.9 - 12.5 - 11.8 - 11.8 - 12.4 - 12.3 - 13.0

 ただ、その前のチャンピオンズカップでは大敗を喫した。ペース自体は平均の範囲内に収まっていて、ラップ推移的に見てもL5から11秒台に入るというロンスパでポテンシャル戦。一応基礎スピードもややハイ寄りなのである程度は問われているが、どちらかというと後半のポテンシャル要素が濃いレースになったといえる。すなわち長距離色が色濃く出たレースであると。


 12番枠から坂スタートで出負けしてしまって最後方近くからの競馬。道中はそこからリカバーして早い段階で中団の外まで押し上げていく。向こう正面でも押し上げながら好位の外まで持っていくが3角手前からペースが一気にあがっていく中で好位の外目を回されて直線。序盤で抵抗できずにジリジリ後退、最後は馬群に呑み込まれた。


 まあ出負けして前半はそこまで早くなかったがそれでもロスが多かったのはある。それでも後半5Fのポテンシャル戦で早めに甘くなったという点でも後半これだけ早い仕掛けになってしまうと難しかったかな。この辺からも距離適性に関しては1周コースの1800以上となるとパフォーマンスを落とす懸念があるなと。実際兵庫チャンピオンシップで結構な負け方をしていたのもあるし、後述するがJDDも離された3着だ。


ジャパンダートダービー(JpnI) 3着 12頭5枠6番
大井ダ外2000m良 2:06.9(+1.2) 61.8-63.9 H^2
12.3 - 11.5 - 12.5 - 12.8 - 12.7 - 12.7 - 12.3 - 13.0 - 12.8 - 13.1

 3歳世代限定のジャパンダートダービーでも2000m戦でイマイチ良さが出なかった。ペースバランスは2.1でかなりのハイ、ラップ推移的には大きな淀みなくL4の向こう正面終盤~3角地点が最速でL3-2の加速度が小さい大井では少し珍しいパターン。前半要素で高い基礎スピードを問われた。


 6番枠から出負けして最後方近くからの競馬。そこからリカバーしながら好位集団の外目までは押し上げて1角。1~2角で好位列の後ろの内のスペースを確保して進めて向こう正面ではダノンフェイスの後ろで進めていく。3角手前地点で内から徐々に外もロスを最小限に進めて好位列で直線。上手く捌いていたが序盤そこからの伸びはイマイチ、キョウエイギアに突き抜けられる中でこれといった存在感を見せられないままだらだらとばてず伸びずの3着までだった。ケイティブレイブとの差を考えれば悪くはないともいえるけど、全体のペースが流れた中でイマイチ良さが出せなかったし、前述のチャンピオンズカップや平均ペースで落ち着いていた兵庫チャンピオンシップで惨敗したように後半勝負の方が分が悪い感じ。マイルの基礎スピードの高さが武器だと思うが、これが1800以上では上手く活かせていないというのは感じる。


2017帝王賞に向けての展望

 個人的には適性的に難しいとみている。前走のドバイワールドカップの場合は流石に強敵が多すぎたけど見せ場もなかったし、それ以外のレースで見ても1800以上ではパフォーマンスが明確に落ちている。個人的には武蔵野Sでタガノトネールが完璧なバランスで乗った中で強烈に差し込んできた、ユニコーンSが時計的に高いレベルのパフォーマンスだったこと、もちろん言うまでもないがフェブラリーSを考えてもベストは芝スタートの東京マイルだろう。ダートスタートだと総じて出負けしているし、それをリカバーしながらの競馬になっている。フェブラリーSでも出は悪かったが芝スタートでスッと行き脚がついていた。この辺からもスタートがダート地点というのもあまりいい材料ではないだろう。幸い外目の枠なのでリカバー自体はしやすいと思うが、個人的には適性面で他に見劣ると思うし人気を背負うようであればやはり狙いづらいかな。馬券的には手を出さない可能性も高い一頭。

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