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平安ステークス 2017 レース回顧・結果:グレイトパール、試金石の舞台で輝きを示す…ハイペース上等、押し上げ前を潰しての圧勝!

2017 平安ステークス(GIII) 京都ダ1900m良
レース回顧・結果

1:55.7 6.9 - 10.6 - 11.1 - 12.5 - 12.1 - 12.1 - 12.4 - 12.5 - 12.6 - 12.9
47.2-50.4 S^3

 ここまで極端なハイになるとまではともかく、メンバー構成からもハイペースだろうなというのはある程度みんな想像通りだったのかなと。ペースもほとんど淀みなく、後半は明らかに減速基調にある。そういう中で問われたのは1900m戦での基礎スピードの高さ、そして最後までばてずに食い込む後半のポテンシャル面。この辺りをかなり問われたし、前半が相当速いので基礎スピード面が一番かな。


1着グレイトパール


 9番枠からやや出負けして押して追走しようとするが外の先行馬が速く中団からのスタートになる。それでも1~2角で外に誘導しておっつけながらポジションを終始上げて行く意識。向こう正面では好位列が凝縮している中でその一番外から押し上げて3角に入るまでにしっかりとポジションを押し上げきる。3~4角では徐々に内に切っていって逃げるケイティブレイブに対して楽に差を詰めてきて2番手で直線。序盤で半馬身差を楽に捕えて堂々先頭。L1では流石にこの馬も苦しくなっているはずだがそれでもクリソライト以外にはほとんど差を詰められずの完勝だった。


 いやあ、強かったし川田も馬を信じた良い乗り方だったと思うわ。実はハイペースの時に川田が乗っていたというのもあったと思うんだけど、今日に関しては驚くほど前への意識があったなと。ハイペース自体強かったんだけど、ここまで上がり切った中であそこまで行くというのはなかなかできることじゃないと思うし、恐らく4走前に乗った時にあのペースで入って相当手応えがあったんだろうなと。実際個人的にもスローだった前走はそんなに評価していなかったし、強い競馬をするなら紛れない流れで噛み合ってくるパターンだとは思っていた。ただここまで馬を信じて乗れた川田の騎乗は素晴らしかったと思う。あれで崩れていたら叩かれていたからね多分。強気に乗って馬の良さを引き出してきたので非常に楽しみだし、これ以降どういう乗り方をしたらいいか?という指針もある程度見せてくれたと思う。基礎スピードが高い、コントロールして一足を引き出せるという器用さもあるし、全体のペースを引き上げれば後半は器用に動けると思う。ただ前走みたいにゆったり入って末脚勝負に持ち込んでしまうと他が余力を持つ分だけ苦労する可能性も出てくるからね。ゲートが甘かったのでその辺りは課題だけど、前にプレッシャーをかけてレースをハイペースに支配する形が良いかなと。強かった。


2着クリソライト


 4番枠から五分には出たが早い段階で諦めて後ろに下げて後方一気を模索。ペースもかなり速くなった中でこの馬は自分のリズムを崩さずに後方待機でロスなく。3~4角でも後方内目でロスなく進めて右鞭で外に誘導しながら直線で上手く最短距離かつ勢いを殺さずに外というコースどり。そのまま後はポテンシャルでズドンのバテ差しを決めての2着だった。


 武豊に参りましたね…。正直先行するには枠的にどう乗っても難しいと思っていて、まあ後ろから行く可能性も考えてないこともなかったけど、やってのけて展開の利に乗ってきたと。クリソライトの場合小頭数でレースレベル全体が低い地方交流だと前に行くこと自体さほど苦労しないけどそれでも内枠だと一歩目が遅いからかなり難しい。今回は中央でこういう面子で内枠だったからね。いっそ後方からというのとハイペース読みが合致した良い騎乗だったと思う。馬も基礎スピードだけでなく後半のポテンシャルが売りでもあるから、包まれずに自分のリズムで入って3角下りから勢いつけてと完璧な競馬だったかな。この馬が来た時点で予想的には完敗だから仕方ないんだけど、武豊にやられてしまったなあ。バイカにもだけど。


3着マイネルバイカ


 1番枠からまずまずのスタートを切って押して追走、ただ先行策は打てず、中団から徐々に前のスペースを詰めて好位で入っていく。道中も前が離して進める中で前にスペースを置くような形で進めていたがロワジャルダンが動いたところで向う正面半ばでじわっと追走し始める。3角でロワジャルダンの直後から内目を立ち回って直線で外、離れた2列目で直線。序盤でジリジリとしか伸びてこないが、L1でケイティがばてたところをジリジリさを詰め、最後はクリソライトに差し込まれたが大接戦となった3着争いを制しての15番人気番狂わせとなった。


 う~ん…ここで復活とは。ここ数走の内容があまり良くなかったけど、確かに前走は強気の競馬をしてちょっと持ち直してきていたからポテンシャル戦で紛れない競馬で上手く立ち回ってくればというのはあったかもしれないなあ。ピオネロで勝負したから余計に悔しい感じ。まあでも仕方ないね。これは可能性としては考えないといけなかったなあ。追い切りが良くなかったから即切りした段階で完敗です。厳しい流れで上手く立ち回っていたしかなり噛み合った展開ではあったにせよ、状態が戻ってこないと難しかったと思う。阪神2000で強いイメージだったし、これだけの基礎スピード戦でやれたのは収穫になったんじゃないかな。


4着ピオネロ


 5番枠から出負けして後方からのスタート、そこからはリカバーしたかったがスペースもなかったので後方で進める形になる。道中も淡々とした流れの中で3角までに後方外から押し上げていく。3~4角でも大外をぶん回して押し上げながら直線。序盤でそれでもジリジリと差を詰めて、最後まで良い脚を使っていたが溜めていたクリソライトにズドン、マイネルバイカに粘られての4着となった。


 ん~出負けは仕方ないかな。ここ最近スタートが良くないからなあ。良のダートスタートは噛み合ってない感じもある。ただハイペースの中で良さが出てきたので個人的には分析自体は良かったと思う。こういう厳しい流れでも脚を使えるのが武器であって、スローで各馬が脚を引き出せる状況下ではあまり優位性を持てていなかったからね。今回は4着とはいえ2,3着が完璧に立ち回ってのものなわけだし、それを考えると強い内容だったと思うけどね。3~4角で減速ラップではあるけど12秒半ばで外から押し上げていたわけだし、上がりから逆算してもコーナーで12秒前後を外々から押し上げてという形にはなっていると思うので。ここで我慢で来た馬が2、3着。勝ったグレイトパールも押し上げたのは直線地点の向こう正面で3~4角では内目に入れていたからね。上位で3~4角で大外ぶん回したのはこの馬だけだから、こういう厳しい流れならいいところまで行けると思う。スタートをかみ合わせたいね。それと速度負けしない馬だから、案外東京1600とか試してほしい感じはする。芝スタートの方が出脚は良いと思うので。1400までとなると流石にスピード的に微妙だと思うけど。


5着ケイティブレイブ


 16番枠からまずまずのスタート、そこから前のドリームキラリを目標にしながら2列目の外でまずは入っていく。ペースもかなり速い中で向こう正面で外からハナを奪い取って3角。3~4角でも最短距離を通して直線。ただ序盤でグレイトパールが潰しに来ていたので交わされて後退。L1でも圏内まで際どいラインで踏ん張ったが3着争いでやや見劣っての5着完敗だった。


 ん~結果的に見ると流石にちょっと速かったかな、という感じはあるけど基礎スピード特化戦で結果を出してきた馬だし、ラップ的に見て少なくとも敢然と馬を信じてという流れを作れてはいるので個人的には結果が出なかっただけでこの攻めの姿勢は評価したいかな。同じく馬を信じた川田とは明暗分かれたけど、騎乗スタンスとしては良かったと思う。ケイティブレイブはこういう形で基礎スピードで勝負するのが理想ではあるんだろうな。まあ結果的には3秒の超ハイではあったし、最序盤から逃げて作れていたならまた違ったかもだけど、枠の並び的にもちょっと難しかったのはあるしね。息を入れれば後半もう一足を使える馬なので、ケースによって使い分けができればなおいいかな。今回は淡々とした流れに持ち込んで、結果的にはちょっと苦しくなったので、これを活かして今後はベストのバランスを探っていってもらえたらと思う。圏外になってしまったけど、個人的にはナイストライだったと。


9着アスカノロマン


 7番枠からまずまずのスタート、押して先行策だが前のコパノチャーリーが速いので無理せず2列目。ただ2角過ぎぐらいで鞭が入っていたように超ハイペースで追走に汲々としている感じ。3^4角でも中目を追走して手応え以上には頑張って直線では2列目の一角で入ってくる。それでもそこからは伸びず、最後はジリジリと下がっての9着完敗だった。


 この馬は結局後半のポテンシャルを活かせないと難しいんだろうなというのを改めて感じた。もちろんパフォーマンスを落としてきていて緩やかに下降線に入っている可能性は否定できないんだけど、今回は3秒の超ハイでオーバーペースだったと思う。実際2角過ぎの段階で鞭が入るほどに、自身のリズムを無理して追走していたわけだからね。その辺りを考えてもこの流れが合わずに後半のロンスパで良さが出るこの馬が脚を使えなかったという感覚かな。まあもう終わってしまったけど、条件的に見てダイオライト記念とか使ってほしいなあ。平均でコントロールしてコーナーで加速しながらロンスパとかそういう競馬の方が良いと思う。1秒程度までしかハイペースはこなせない印象かな。



10着グレンツェント


 15番枠から出負けして後方から、リカバーしつつ中団の外ぐらいまで押し上げる。終始手が動いていて外から押し上げながら3角に入っていく。3~4角でも中団の外目から直線に入ってくるがこの時点でやや後退気味。序盤でそこからの伸びもイマイチでなだれ込むこともできずの10着完敗だった。


 これだとやっぱりオーバーペースになってくると思う。後半余力さえあればトップスピードの質はそこまでではなくてもポテンシャルは非凡だったわけで、それがどうしても3秒の超ハイで削がれてしまっているとみるべきかなと。ある程度のハイまでならこなせると思っていたけど、淀みがあまりない3秒の超ハイとなると適性の差が顕著に出た気がする。まあそれと前走馬体減から戻してという過程での+8kgもあまり良くなかったかな。


12着ロンドンタウン


 11番枠から五分には出てそこからじわっと追走、中団の外から好位ぐらいには入っていく。道中は好位雁行状態の外目で追走しながら、途中でグレイトパールが行ったのでその直後から押し上げようとする。3~4角でも外々から押し上げようとするが出口では後退気味で好位の外で直線。序盤で直ぐに好位列から脱落、後は下がっていった。


 ん~まあこれから判断するとハイペースについていきすぎたというところになってしまうかなあ。+8kgはこの馬としては重たかったというのもあるかもしれないし、それ以外の要素もあるとは思うんだけど、レースの内容的にマーチSでは無理せずなだれ込んだというところ、今回は最序盤から積極的に行ったからね。この辺りの差はあったかなと。



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